僕が家へ入るなり、まり子さんは飛びついてきた。

次郎: 「心配かけてごめんね。」


離れていたのはたった数日だったけど、とっても長かった。
こうして当たり前に家族の側にいられることが
どんなに幸せなことかわかったよ。


まり子: 「まりもを連れてくるわ!」


とっても可愛い男の子だ。

次郎: 「はじめまして、まりも。」


まりもは僕が抱くと、大声をあげて泣いた。


体をのけぞって「離せコノヤロー!」って感じだ。

まりお太郎も、まりんも、こんなに嫌がったりしなかったのに、
前途多難の予感である。


まり子さんに渡すと、大人しくなった。。。


まりんも数日会わないだけで、少し重くなったようだ。
子供の成長は早いなぁ…気のせいか。


まりんは、何かを察していたのか、僕にしがみついた。
こんなことは珍しいよ。


そして最後は我が家のチビッコ隊長にご挨拶だ。


僕は、まりお太郎が実は甘えん坊であることを知っている。


次郎: 「ただいま」








[第1幕]終了。
また次回、会える日まで。

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