×月×日
拘束されて1日目。
早速事情聴取が始まった。


取調べ室は薄暗く、刑事さんは若く、カツ丼は出されなかった。


なんで偽札を作っていたのかと聞かれたが、このいきさつは何処から話せば
いいのだろう。。。パワハラ上司のコメイ氏のあたりから話してみよう。


そんなこと聞いてねーよ。
みたいな表情をされたので、慌ててオーナーのおやじについて話した。


刑事「やっぱり、だよんの奴が一枚噛んでいたか・・・。」

彼は予想が的中したというような顔でニヤリと笑ったが、
僕は「だよん」という名前が、どうやらアダ名ではなく
本名らしいという真実にニヤリとしてしまいそうだった。

刑事:「とりあえず君が一味でない証拠がない限り、拘束させてもらう。」


「僕は無実です!」

という言葉も虚しく、


僕は牢屋にぶちこまれた。


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