次郎: 「じゃぁ、やってみるよ。」


本当に簡単だった。
ものの3分で、僕の一ヶ月分のお給料が手に入りそうだ。


僕は夜まで紙幣を作り続けた。
1度でも悪に手を染めてしまうと、人間はもろいものだ。


ちょっとだけ頂いてもバレないだろう。
僕まで横しまな考えが浮かんできた。


何を買おうかな?なんてワクワクしてきたその時、


リト: 「次郎!警察だ!」


「隠れ家」に警察がガサ入れにはいったようだ!
この状況はかなりマズイ。


ほどなくして、僕たちも発見されたが、保護されたわけではない。
偽札の機械と一緒なわけだから、もちろん連行される。


明け方、僕とリトは人生初のパトカーに乗ることとなった。


僕たちが連行された後、遅い助けがやってきたようだ。


「リト、連れてかれちゃったのかなぁ〜。」


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